東へ東へ
ひがしへひがしへ
表現副詞-と
標準
constantly eastward
文例 · 用例
それが淀みなく東へ東へと走り続けるのである。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
公園を抜けて、北浜二丁目に出ると、男は東へ東へと歩いて行きます。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
此処は鄂博――蒙古児陀羅海、春ながら冬、霾らす、霾らす茫漠たる内蒙古、涯しなき視野、東へ東へと移動しつつある沙漠の凛然たる寒気の底に於て。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
や、例の樺と白との別荘だなと思うと、中仙道は川添いの松原と桃林との間を東へ東へと驀進しつつある。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
みんなは、そこから、なお東へ東へとかじを取って、やがて摂津の浪速の海を乗り切って、河内国の、青雲の白肩津という浜へ着きました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
彼等は、眞珠や黒耀石を追ひ求めては、果てしない太平洋の眞蒼な潮の上を、眞紅な帆でも掛けて、恐らくは葦の莖の海圖を使用しながら、或ひは、今でも我々の仰ぐオリオン星やシリウス星を頼りに、東へ東へと渡つて行つたに違ひない。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
彼らは、真珠や黒耀石を追い求めては、果てしない太平洋の真蒼な潮の上を、真紅な帆でも掛けて、恐らくは葦の茎の海図を使用しながら、あるいは、今でも我々の仰ぐオリオン星やシリウス星を頼りに、東へ東へと渡って行ったに違いない。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
頓首」 御用のため、江戸表へ急の旅立と偽って桝形門を抜け、石堂川を渡って、街道を東へ東へと急いだ平馬は、フト立止まって空を仰いだ。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
作例 · 標準
太陽が昇る方角を目指して、旅人たちは東へ東へと歩き続けた。
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船は、新天地を求めて、ひたすら東へ東へと進んだ。
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鳥たちは、暖かい場所を求めて、毎年冬になると東へ東へと渡っていく。
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