家白蟻
いえしろあり異読 イエシロアリ
名詞
標準
Formosan subterranean termite (Coptotermes formosanus)
文例 · 用例
床脇の違棚をとっぱらったのも、上段ノ間の床板を代えたのも、あのへんが、いちばんひどい家白蟻の巣だったから……だいぶと、お腹立ちのようですが、この家の寿命を繰りのばすに、これでも、相当、骨を折ったつもりです……嘘だと思ったら、造震機を持ってきて、この辺の地面を揺すぶってごらんなさい。
— 久生十蘭 『我が家の楽園』 青空文庫
屋根がぬけたのは、先代、石田与惣兵衛が寝室にしていた、南向きの明るい部屋で、明治風の唐草模様のついた天井の漆喰がそっくり剥げ落ち、糠雨の降りこむ部屋のなかを、何万とも知れない羽根の黄色い家白蟻が、吹雪のようにチラチラと飛びちがっていた。
— 久生十蘭 『我が家の楽園』 青空文庫
作例 · 標準
イエシロアリの被害は進行が極めて速く、放置すれば短期間で家屋の構造材がスカスカに食い荒らされてしまう。
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「大変だ、床下の柱がイエシロアリに食われてボロボロじゃないか」と、業者は懐中電灯を向けながら厳しい表情で言った。
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温暖な沿岸地域に広く分布するイエシロアリは、数百万匹規模の巨大な巣を形成するため、その破壊力はヤマトシロアリの比ではない。
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湿った木材だけでなく、乾いた材木にも自ら水を運んで食害を広げるイエシロアリは、木造建築にとって最大の脅威の一つだ。
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