手わざ
てわざ
名詞頻度ランク #31310 · 青空 28 例
標準
handcraft
文例 · 用例
潮は今ソコリになっていてこれから引返そうというところであるから、水も動かず浮子も流れないが、見るとその浮子も売物浮子ではない、木の箸か何ぞのようなものを、明らかに少年の手わざで、釣糸に徳利むすびにしたのに過ぎなかった。
— 幸田露伴 『蘆声』 青空文庫
ほふしのなすや手わざを。
— 長塚節 『長塚節歌集 上』 青空文庫
菅沼というにかかる頃、暑さ堪えがたければ、鍛冶する片手わざに菓子などならべて売れる家あるを見て立寄りて憩う。
— 幸田露伴 『知々夫紀行』 青空文庫
鞋を解き足を洗ひ楼上に臥し晴間をも待たで早乙女の早苗取る手わざなど見やる折柄はした女あわただしく来りて汽車はや来れりいそぎ下り給へと云ふ。
— 正岡子規 『かけはしの記』 青空文庫
よき母でありたき願ひ夜半の冬 せん女極月や婢やさしく己が幸 同 何らの技巧もなく、松の樹の如き性格の一面に優しさをしみ出させ、母が手わざの葛布をそめて着たりけり せん女わが編みて古手袋となりにけり 同 この二句浮華軽佻ならぬ性格を確りと出している。
— 杉田久女 『大正女流俳句の近代的特色』 青空文庫
網むすぶ手わざに、夜をや ふかすなるらむ※、行路雨雨ふれば、泥踏みなづむ大津道。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
織りと染めとは、やまとでも、王朝の昔から、家庭の女、殊に主婦の手わざの第一義的なものであつた。
— 折口信夫 『沖縄を憶ふ』 青空文庫
尠くとも、優れた新進作家の發見を、片手わざとする月評擔當者風な、忠實な氣分にはなれない。
— 折口信夫 『詩と散文との間を行く發想法』 青空文庫
作例 · 標準
祖母が丁寧に刺繍を施したハンカチには、熟練した手わざが光っている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
機械化が進む現代だからこそ、職人による繊細な手わざが改めて高く評価されている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
竹細工の見事な仕上がりを見て、日本の伝統的な手わざの素晴らしさに感動した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
hand throwing technique (judo)
作例 · 標準
彼は強烈な手わざを繰り出し、相手の体勢を崩して見事に一本を奪った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
柔道の稽古では、足わざだけでなく手わざの正確さも厳格に指導される。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
小柄な選手が大柄な相手を手わざで投げ飛ばすシーンは、会場を大いに沸かせた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview