中帽
なかぼう
名詞
標準
helmet
文例 · 用例
目金をはずした上へ帽子がかぶさって、眼が見えなくなったんだから驚いた、顔中帽子、ただ口ばかりが、その口を赤くあけて、あわてて、顔をふりあげて帽子を揺りあげようとしたから蝙蝠傘がばったり落ちた。
— 泉鏡花 『化鳥』 青空文庫
眼鏡をはづした上で帽子がかぶさつて、眼が見えなくなつたんだから驚いた、顔中帽子、唯口ばかりが、其口を赤くあけて、あはてゝ、顔をふりあげて、帽子を揺りあげやうとしたから蝙蝠傘がばツたり落ちた。
— 泉鏡花 『化鳥』 青空文庫
浅虫にいでゆあるよしなれど、みちなかなればいらずありき、途中帽子を失いたれど購うべき余裕なければ、洋服には「うつり」あしけれど手拭にて頬冠りしけるに、犬の吠ゆること甚しければ自ら無冠の太夫と洒落ぬ。
— 幸田露伴 『突貫紀行』 青空文庫
一番|六かしいのは風体の余り立派でない人で、就中帽子を冠らぬ人は、之を取次ぐに大に警戒を要する。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
作例 · 標準
工事現場では、作業員がヘルメットの下に中帽を着用している。
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寒い冬の屋外作業では、防寒のための中帽が欠かせない。
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ヘルメットのフィット感を高めるために、私は薄い中帽を使っている。
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