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迎え取る

むかえとる
動詞
1
標準
文例 · 用例
) 千仭の崕を累ねた、漆のような波の間を、幽に蒼い灯に照らされて、白馬の背に手綱したは、この度迎え取るおもいものなんです。
泉鏡花 海神別荘 青空文庫
倉地も迎え取るように葉子を抱いたと思うとそのままそこにどっかとあぐらをかいた。
有島武郎 或る女 青空文庫
成善は母に約するに、他日東京に迎え取るべきことを以てした。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
開けられた窓「金ちゃん、どうしたんだよ、遅かったじゃないか」 息せき切って走って来た、金兵衛の姿を迎え取るようにして、このように声をかけたのは、徳大寺卿を送ってから、半|刻あまりもたたずんで、じれ切っていたお粂であった。
国枝史郎 娘煙術師 青空文庫
代官松の指図「そうか」というと代官松は、知らせに来た乾児の猪吉という男を、迎え取るがように一足出たが、「そうか、紋也は笹家にいたか。
国枝史郎 娘煙術師 青空文庫
京都の会堂ではオルガンチノとロレンソとが、この庇護者の戦死のあとに起るべき迫害について協議を始め、急いでフロイスを京都へ迎え取る方法を講じた。
日本の悲劇 鎖国 青空文庫
故郷には弟の宋清もいるので、老父をここへ迎え取る目的の帰り途には三人の旅になる。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
毬杖冠者(毬杖の好きな天皇)よ、そのうち、そなたを、わしのところにきっと迎え取るぞよ」 この言葉どおり、後鳥羽院は、承久の乱には隠岐に流されたのであった。
第十二巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
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