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死に変わり

しにかわり
名詞
1
標準
文例 · 用例
活き変わり死に変わり人を殺すのよ!
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
中世期の宗教的封建国家は、プラトンで構成されたところの、上に動かざるエイドス、理想的な象徴があり、その下に無限のフェノメナ、現象が、その影のごとく、その映像をわけもちながら、不完全な形で、生まれ変わり、死に変わりするという世界像を、まことに重宝としたのである。
中井正一 美学入門 青空文庫
同様に、足利時代以来五百年に亘って生れかわり死にかわりした代々の能楽師が、現在の能を完成するために費した底知れぬ苦心研鑽の努力は、今や漸く酬いられむとしつつある。
夢野久作 能とは何か 青空文庫
あの日を最後に、女としての弥生は、成らぬ哀恋の悶えと悟りに、死にかわりにそこに、凄艶な一美丈夫小野塚伊織があらたに生まれ出たのである。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
が、僕は四度五度と、死にかわり生きかわり、彼らの目の前に姿をあらわした。
海野十三 海底都市 青空文庫
死にかわり生きかわり執念深く、人に禍いをする悪人がいる。
国枝史郎 仇討姉妹笠 青空文庫
「生きかわり死にかわり、七生までも、わたくしは生きて王事に尽くします」 兄にも劣らぬ誠忠で律義で、感激性の強い正季は、そう云っただけでも果たし眼であった。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
生きかわり死にかわり何代も何代も芸術家に生まれ来て今生で研究の出来なかったものをうんと研究する、こんな夢さえもっているのである。
上村松園 健康と仕事 青空文庫