半独立
はんどくりつ
名詞-の形容詞名詞
標準
semi-independent
文例 · 用例
頼義義家が前九後三の禍乱を鎮めしより以来、東国は其半独立の政治的天地となり、武門の棟梁は、其因襲的の尊称となれり。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
二つの句の間にと言ふよりも、前句を後句から隔離し、半独立の姿を保たしめるのである。
— ――語尾「し」の発生―― 『形容詞の論』 青空文庫
彼が父祖の余徳によって奥羽に雄視し、一方ではますます京都に接近を図りつつ、隠然半独立国の状態をなし、やはり心ある公家をして憤慨せしめていたことは、次の事実からでも察せられる。
— 喜田貞吉 『奥州における御館藤原氏』 青空文庫
ネパールはブータンの西隣り、西蔵と印度との間にある半独立国で、ほぼ中央のところを、東から西へ、ヒマラヤの主山脈が氷の障壁をひきめぐらしているのに、エヴェレスト、アンナプルナ、ドーラギリなど、世界で一、二の高山が五峯も集まっている削峻たる地形である。
— 久生十蘭 『新西遊記』 青空文庫
一つは枝郷・出村のごとき半独立体で他の一つは純然たる一村の区劃の字である。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
作例 · 標準
その地域は本国から半独立の地位を享受している。
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彼は会社内で半独立の部署を任されている。
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彼らは半独立国として、独自の文化を育んできた。
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