不信義
ふしんぎ
名詞
標準
faithlessness
文例 · 用例
不信義なことをするとなれぁ、それは貴様の方だろうよ。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
彼は、こういう不信義な悪魔どもの間では自分の生命が一本の髪の毛に懸っているようなものだということは知っていたには相違ないが、少しの懸念もしていないような様子をしていた。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
伊丹、尼ヶ崎、花隈の三城が攻め潰されても、まだ援けにも来ぬほど不信義な国を恃んで、まだ目も醒めずそこへ庇護してくれと逃げ込んで行くとは――。
— 吉川英治 『黒田如水』 青空文庫
そのときの織田方の仕方を、ゆるすべからざる不信義、また無情なりとして、以来、原平内の信長にたいする恨みというものは骨髄に徹していたのである。
— 第七分冊 『新書太閤記』 青空文庫
――また和睦のことは今暁以来、秀吉の方から急速に運びすすめて来たもので、すでに昨夜あたりは、京都の兇変を、秀吉としては知っていたものに違いなく、それを秘して取り結ばれた調印である以上、たとえ当方で破棄しても、決して毛利家の不信義とは相成らぬ」「いやいや。
— 第八分冊 『新書太閤記』 青空文庫
順慶めも、裏切りおった」 そして、相手の不信義を鳴らしてなおも、「順慶坊主め、口の先では、程よく申しおって、いっこう去就を示さなんだが、帰途、探り得たところでは、彼からも秀吉からも、頻りと使者の取り交わしがあったようだ。
— 第八分冊 『新書太閤記』 青空文庫
筒井順慶の不信義も懲らしめてくれん。
— 第八分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
恩人を裏切るような不信義を働いて、彼は一生後悔することになるだろう。
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商売において不信義な真似をすれば、業界内での評判はすぐに地に落ちる。
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友としての不信義を詫びるために、彼は土下座して謝罪した。
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