格通
かくつう
名詞
標準
文例 · 用例
学校から正式の合格通知が来る。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
二、三日中に合格通知が来るよ。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
きのうは合格通知を封筒のまま仏壇にあげて、兄さんと二人で、お父さんに報告をした。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
この人物の性格通り、名宛もきっちり、筆跡もぐらつかずくっくりしていて、あたかも書斎で書かれたかのようだった。
— THE FINAL PROBLEM 『最後の事件』 青空文庫
もっとも河豚のふくれるのは万遍なく真丸にふくれるのだが、お三とくると、元来の骨格が多角性であって、その骨格通りにふくれ上がるのだから、まるで水気になやんでいる六角時計のようなものだ。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
それでも西洋料理は別格通でなかったと見えて、一向通もいわずに塩の辛い不味い料理を奇麗に片附けた。
— 内田魯庵 『斎藤緑雨』 青空文庫
また本島人の田舎町にも、目貫の大通りが穿たれ、規格通りの商店建築が並んでおり、全く独特な南支那風都市として名高かった鹿港の如きも、すっかり近代風に変容してしまっている。
— 豊島与志雄 『台湾の姿態』 青空文庫
もし理解が理解されたものの性格を破壊して了うものならば、吾々は到底物事をありのままに、その性格通りに、理解することは出来ない筈である。
— ――理論の輪郭―― 『性格としての空間』 青空文庫