ヘ調
ヘちょう
名詞
標準
key of F
文例 · 用例
おれの事だからいつだかわからんと云ったような事を云うてザブ/\とすまし、机の上をザット片付けて革鞄へ入れるものは入れ、これでよしとヴァイオリンを出して second position の処を開けてヘ調の「アンダンテ」をやる。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
この脚本には短ホ調の音楽と、短嬰ヘ調の音楽とが入ります。
— 国枝史郎 『レモンの花の咲く丘へ』 青空文庫
そして其奴の好んで弾く曲は、短嬰ヘ調で始まる、「暗と血薔薇」と云う誘惑の曲だと申すことだ。
— 国枝史郎 『レモンの花の咲く丘へ』 青空文庫
それは短嬰ヘ調で始まる「暗と血薔薇」の曲でござります。
— 国枝史郎 『レモンの花の咲く丘へ』 青空文庫
竪琴の曲は聞きまがうようもない、短嬰ヘ調で始まる、「暗と血薔薇」の曲でござりました。
— 国枝史郎 『レモンの花の咲く丘へ』 青空文庫
白髪の音楽家 (女子の言葉を聞かぬものの如く)短嬰ヘ調は地獄の音調でござります。
— 国枝史郎 『レモンの花の咲く丘へ』 青空文庫
(間)短嬰ヘ調を銀の竪琴に合わせて歌う令人は、全世界に唯一人ある(間)「暗と血薔薇」の曲を弾く、紫の袍を着た人だ。
— 国枝史郎 『レモンの花の咲く丘へ』 青空文庫
(と短嬰ヘ調の音をかき鳴らす)聞け聞け今の一曲が「暗と血薔薇」の序の一節だ。
— 国枝史郎 『レモンの花の咲く丘へ』 青空文庫
作例 · 標準
この吹奏楽曲はヘ調を基調としているので、管楽器にとって響きを作りやすい。
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歌手の音域に合わせて、原曲よりもキーを下げてヘ調で伴奏を弾くことにした。
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楽譜の冒頭にフラットが一つ付いているので、この曲はヘ調だとわかる。
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