狐神
きつねがみ
名詞
標準
文例 · 用例
初午の日、穀精の狐神をわが国で祭る(『考古学雑誌』六巻二号拙文「荼吉尼天」参照)。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
案内者曰く、八狐神社也。
— 大町桂月 『妙義山の五日』 青空文庫
然るに後の書に素盞嗚尊の子、宇賀之御魂神、亦の名は専名|三狐神とあり。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
上川と云ふのは茅野駅から東方四五里の蓼科高原から出る滝湯川と、八ヶ岳の渋の湯から出る渋川の合流したもので、上流は山女魚岩魚の釣場で、下流は六斗川となつて湖水に注ぐ、この六斗本流と、お白狐神社前から諏訪の競馬場うらを流れる支流がやまべの居る水筋である、文出の宮川より浅く流れは急である。
— 正木不如丘 『釣十二ヶ月』 青空文庫
さらに立ち戻って上総・下総の事を言うが、この地方には狐神信仰の痕跡がはなはだ多い。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
稲荷俵と書いてトウカンビョウと呼ぶものもあるから、おそらくは岡越えの路の頂上に、狐神を祭っていたことを意味していたと思う。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫