ドジを踏む
ドジをふむ異読 どじをふむ
表現動詞-五段-マ行多音語
標準
to make a blunder
文例 · 用例
これは少いがお礼にとって置け」「どうも親分すみませんな」「あの若僧の死骸は浮き上るようなことアあるまいな」「永年の荒療治稼業、そんなドジを踏むようなわっしじゃございやせん」 青年はいまし方出て来た汽船の方へかえって行った。
— 海野十三 『赤耀館事件の真相』 青空文庫
素人に限って、あわてて、そんなドジを踏むんた。
— 黒門町伝七捕物帳 『乳を刺す』 青空文庫
今松にも容易にこの心持ちは共感されるから、「寿限無」のときほど、その場その場の人間の了見の表現に、ドジを踏むようなこともなかった。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
六「相手は兵法と忍術に凝っているんだ、油断をしちゃならねえ」「心得たよ、親分」「腰の物を預けたら、すぐ飛込んで、口上を言うんだよ」「ヘエ」「腰の物は番台に居る娘が持って逃げる手筈だ、ドジを踏むな」「合点」 大塚の重三は、十五六人の子分を伴れて、もう一刻も前から、丸山湯の路地に身を潜めております。
— 幻の民五郎 『銭形平次捕物控』 青空文庫
俺は徳蔵稲荷へ行って、お前の帰って来るのを待っているから」「有難え、それじゃ任せて下さるんだね、親分」「ドジを踏むな、相手が綺麗な新造だと思うと間違いだぞ」「だ、大丈夫――」 ガラッ八は平手を額にかざすと、平次に別れて娘の後を追いました。
— 鈴を慕う女 『銭形平次捕物控』 青空文庫
ドジを踏むな」 念のため、そう言いながら、平次は物蔭からそっと覗きました。
— 傀儡名臣 『銭形平次捕物控』 青空文庫
谷中の清養寺に飛んで行ってみな」「ヘエ」「昨夜千両箱の張番をした人間より、千両箱を拝んで、宵のうちに帰った人間を調べるんだよ」「なるほどね、さすがは銭形の親分だ、眼のつけどころが違う」「褒められたって奢りもどうもしないよ、ドジを踏むな」 平次は相変らず子分思いの癖にポンポン言います。
— 濡れた千両箱 『銭形平次捕物控』 青空文庫
」 老師を押しとめ、一同を制し、「旦那は出おくれるようなお方ではなく、足腰は二十の火消人足と同じぐらい確かなんで、火にまかれて死ぬようなドジをふむお方ではございません。
— その十五 赤罠 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
作例 · 標準
初めてのデートでドジを踏んでしまい、気まずい雰囲気になった。
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いつも完璧な彼が、まさかこんなドジを踏むとは驚きだ。
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「まさか、君がそんなドジを踏むなんてね!」と友人は笑った。
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