七殿
しちでん
名詞
標準
seven residential pavilions for court ladies (in the inner Heian Palace)
文例 · 用例
「一旦、おまえに大事を頼み、女房となったうえからは、やっぱり女房、与茂七殿に酒を飲まして、わたしが手引する」 そこで直助は外へ出て藪の中へ身をひそめた。
— 田中貢太郎 『南北の東海道四谷怪談』 青空文庫
「与茂七殿、聞いてくだされ」 お袖が探していた幼い時別れた兄は、直助であった。
— 田中貢太郎 『南北の東海道四谷怪談』 青空文庫
2 そのお隣りは、木下清七殿。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
でも、この清七殿だって決して悪い人じゃないんだ。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
俳句が好きなんだそうで、夜、寝る前に松右衛門殿にさまざまの近作を披露して、その感想を求めたけれども、越後は、うんともすんとも答えぬので、清七殿ひどくしょげかえって、さっさと寝てしまったが、あの時は可哀想だった。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
清七殿は越後獅子をかなり尊敬しているらしい。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
清七殿など、眼を細くして聞いている。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
二月十六日の『大毎』紙に、綾部の大本に五六七殿というがあるそうで、五六七をミロクと訓ませあった。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
平安時代の内裏には、女官が居住するための七殿があった。
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古典文学で、宮廷の雅な生活を描写する際に七殿の様子がしばしば言及される。
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豪華絢爛な七殿は、当時の権力と格式を象徴していた。
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