突っ放す
つっぱなす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to thrust or cast away
文例 · 用例
たまに活動写真ぐらいは交際さしたりイなと、突っ放すような返事だった。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
小沢はふと不安になったが、「だいいち、掏られるものなんか、持ってるものか」 と、突っ放すように言った。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
彼もまたもう妻の命も永くないと思えば、そんな妻を突っ放すことは出来なかった。
— 織田作之助 『蚊帳』 青空文庫
それはちょうど、陸上のすべての事物や人が、彼を突っ放すのだと感ぜずにはいられないのだった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
」 和尚はわざと突っ放すように言った。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
うしゃアがれと突っ放す!
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
久子さんはどこといって取り柄はないが、ただ僕を慕っていてくれるから、突っ放すのも気の毒で、先方から倦きるまで、まあそっとしておいてやってるんです、とそんなことを、はっきりは仰言らないが、それとなくあたしに匂わせなすったことがあります。
— 豊島与志雄 『山吹の花』 青空文庫
「もうあとの三月ばかりなど、すぐ立ってしまいましょう」私はいつもの冷やかな、突っ放すような調子で言った。
— 堀辰雄 『ほととぎす』 青空文庫
作例 · 標準
怒った彼は、突き飛ばすように私を突っ放した。
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掴んでいた手を、まるで厄介者のように突っ放された。
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「もう知らない!」と言って、彼は私を突っ放して行ってしまった。
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