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名詞
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標準
文例 · 用例
モウ一つ不思議なのは、これも二三年前の事、私が木曽の山の麓路を通ると、商人らしい風俗の旦那と手代二人が、木かげに立って珍らしそうに山を見あげているから、モシモシ何を御覧なさると近寄って尋ねると、旦那らしい人が山の上を指さして、アレ御覧なさい、アノ坊さんの担いでいる毛の大きい事、実に珍らしいと云う。
――「日本妖怪実譚」より 木曽の怪物 青空文庫
で、其の人の云うには、私は上田の鉄物商兼|研職で、商売用の為め今日ここを通ると、アノ坊さんが大きな毛を引担いで山路を登って行く、私も親の代から此の商売をしてるが、あんなに大きな毛を見た事がないから、奉公人も私も肝を潰して見ている所だとの事。
――「日本妖怪実譚」より 木曽の怪物 青空文庫
惣八郎はと見ると、篝火の火影で、を使っていた。
菊池寛 恩を返す話 青空文庫
三九 板倉の茶臼、大岡の 板倉周防守重宗は、徳川幕府創業の名臣で、父勝重の推挙により、その後ちを承けて京都所司代となり、父は子を知り子は父を辱しめざるの令名を博した人である。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
その場内に大岡越前守|忠相の遺品が陳列してあったが、その中に子爵大岡忠綱氏の出品に係る四丁があって、その説明書に「大岡越前守忠相ガ奉行所ニ於テ断獄ノ際、常ニ瞑目シテ腮髯ヲ抜クニ用ヒタルモノナリ」と記してあった。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
そのは大小四丁あって、その一丁は約七寸余もあろうかと思われるほどで、驚くべき大きさのものである。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
その他の三丁も約五寸|乃至三寸位のもので、今日の普通のに較べると実に数倍の大きさである。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
――これを子でぬけと申す事でござった。
芥川龍之介 青空文庫