燃ゆる土
もゆるつち
表現
標準
coal
文例 · 用例
たとえば、天智天皇のみ代だけについて見ても「是歳水碓を造り而冶」のような器械の献上を受けたり、「燃ゆる土、燃ゆる水」の標本の進達があったりしたようなことが、このみ代の政治とどんな交渉があったか無かったか、それはわからないが、ともかくも、当時の為政者の注意を引いた出来事であったには相違ない。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
燃ゆる水、燃ゆる土の、半ば伝説的時代はさておき、近代に於ては、九州地方に於て、ひそかにこれを採掘して実用に供している住民のあることを駒井は認めている。
— 年魚市の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
それから燃ゆる土、燃ゆる水の発祥地なる北越地方――その辺の古い記憶や、報告資料を調べ、その結果は、ここ安房の洲崎を最寄りとしては、常陸、磐城の海岸筋の鉱脈に当りをつけるのが順当だと思っていたのです。
— 年魚市の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
かつてはこの地域で燃ゆる土が採掘され、村の貴重な燃料源となっていた。
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博物館の展示室には、古代の人々が燃ゆる土を利用していた痕跡が記されている。
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「この黒い石は、火を近づけると燃え上がる『燃ゆる土』だ」
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