ひがみ根性
ひがみこんじょう
名詞
標準
warped mind
文例 · 用例
僕は、友人にも時たまそれを指摘されるのだが、よっぽど、ひがみ根性の強い男らしい。
— 太宰治 『水仙』 青空文庫
が、それにくらべると、楢雄はだいいち眉毛からしてフハフハと薄くて、顔全体がノツペリし、だから自分は父親に嫌はれてゐるのだと、次第にひがみ根性が出た。
— 織田作之助 『六白金星』 青空文庫
殊にひがみ根性の強い倉田屋の女房は、平生あれほど懇意にしていながら、あまりに人を踏みつけにした仕方であると云って非常にくやしがっていることは、出入りの女髪結の口からも聞いている。
— 半七先生 『半七捕物帳』 青空文庫
ひがみ根性の強いおかみさんのことですから、それも仕方がありませんけれども、外道の逆恨みでむやみに人を怨んで、おまけに罪もないなあちゃんを疑って、万一そんなことを仕出来したとすれば、どうしたって打っちゃって置くことが出来ません。
— 半七先生 『半七捕物帳』 青空文庫
何か国際上の問題が起つた際にも、小国の方では自分が小国であるから大国に馬鹿にされるのであるといふやうなひがみ根性を起して、存外に手強く談判を持込むやうなことがある。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
殊に角井の至って人間学的な説明に依れば、朝鮮の青年というものは悉く臆病でひがみ根性があり、おまけに図々しくしかも党派心の強い種属ということである。
— 金史良 『天馬』 青空文庫
けれどもにいさんは目が見えない上に、ひがみ根性が強かったものですから、「弟がきっと自分にかくしていいところばかり食べて、自分には食いあましをくれるのだろう。
— 楠山正雄 『物のいわれ』 青空文庫
このヒステリー男の憐むべきひがみ根性よ。
— 直木三十五 『春夫偏見』 青空文庫
作例 · 標準
「どうせ私なんて」とすぐに腐るのは、君のひがみ根性のせいだよ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼のひがみ根性は相当なもので、誰のアドバイスも皮肉として受け取ってしまう。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ひがみ根性を捨てて前向きに取り組まないと、いい結果は得られない。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview