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裏返す

うらがえす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to turn inside out
文例 · 用例
が、軈て屍体を裏返すと、呆れた様に私を見返った。
大阪圭吉 カンカン虫殺人事件 青空文庫
君はこの物すごい無気味な衝動に駆り立てられながら、水船なりにも顛覆した船を裏返す努力に力を尽くした。
有島武郎 生まれいずる悩み 青空文庫
」さう思ふ疑ひが、封書に書かれた見馴れぬペン文字から直覺的に強く感じれば感じる程、彼はそれを拾つて裏返す勇氣がなくなつて來た。
横光利一 悲しみの代價 青空文庫
又、いうまでもなく、手袋の内面の方が、その手袋の持主の手のにおいを余計につけて居る筈ですから、裏返すのは当然のことです。
小酒井不木 新案探偵法 青空文庫
藤枝と林田とは各自その封筒をとつたが、裏返すと二人は、はつとしたように顔を見合わせた。
浜尾四郎 殺人鬼 青空文庫
なに、札なんか裏返すものか。
尾崎放哉 俺の記 青空文庫
「おいきた」 一人が、受取ると、益満が、矢立を開いて、朱肉を印へついて、手紙を、裏返すと「うむ」 と、云った。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
工夫を凝した結果、伯父に手の裏返すやうにほめられたといふ話は、此時の事である。
折口信夫 市村羽左衛門論 青空文庫
作例 · 標準
例句
裏返す(うらがえす) — 幻辞.com