踞坐
踞坐
名詞
標準
文例 · 用例
明り取りが無くて薄暗いので、隅の方は良く判らないが、此方から見る正面には、一人の老婆が傲然と――誠に女王の如く傲然と踞坐して煙草を吸つてゐる。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
明り取りが無くて薄暗いので、隅の方は良く判らないが、此方から見る正面には、一人の老婆が傲然と――誠に女王の如く傲然と踞坐して煙草を吸っている。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
「うふふ、わしんとこ来てくれねえかな、う、酒もあるでな、全く何ちゅう酷え雨だかよ」 例の吃男は踞坐して何か奇妙な呪文をぶつぶつ唱えているばかり、返事もくれぬのだ。
— 金史良 『土城廊』 青空文庫
あるいはみずから村閭の政治家をもって任じ、威権戸長を凌ぐの郷紳も、その傍輩と炉辺に踞坐するときには、あまりに現今わが邦変化の不思議に驚き、将来はいかがあらんと相談ずることもあらん。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫