首を絞める
くびをしめる
表現動詞-一段
標準
to wring the neck
文例 · 用例
ところが仲間に、よせやい、自分の首を絞めるものではないか、いゝ加減にやッつけて置けよとひやかされてしまった。
— 小林多喜二 『独房』 青空文庫
貴様等の首を絞めるくらい何でもない。
— 夢野久作 『ココナットの実』 青空文庫
俺はあいつの首を絞めるつもりだが、あいつは血を吹いて醜くじたばたして……」 伊豆はそこまで言ひかけると咄嗟に自分もじたばた格巧をつくつたが、希代な興奮に堪へ難くなつて迸しるやうに笑ひだした。
— 坂口安吾 『小さな部屋』 青空文庫
だから夫人は掃除夫のカールのところへ押掛けて首を絞めるのだといってきかないのだ」「それはカールの罪じゃあるまい」「もちろんカールには関係なしさ。
— 海野十三 『宇宙尖兵』 青空文庫
これほどの男を殺すのは、毒害か首を絞める外は無いと思ふが、口の中にも、身體にも、毒の跡は一つも無く、首を絞めた樣子もない」「だから胸を刺したに間違ひはあるまい。
— 月待ち 『錢形平次捕物控』 青空文庫
」「縁側に投ふつてあつたさうで」「昨夜は月があつたな」「十三夜ですよ」「その月の良い晩に、前から曲者が飛び付いて首を絞めるのを待つてゐる筈はないな、八」「さうでせうね」「すると曲者は、主人の後ろから飛び付いて絞めたか、でなければ――」「?
— 歎きの幽澤 『錢形平次捕物控』 青空文庫
「細引で罠を拵へて自分の首をくゞらせ、足を伸ばして自分で首を絞めるといふのは、新手ですね」「首縊りの新手なんかつまらないぢやないか。
— 美しき獲物 『錢形平次捕物控』 青空文庫
それはともかく、人殺しみたいに、ぼくのくびをしめるとはなにごとだ」 隆夫は苦しい息の下から、あえぎあえぎ、相手をののしった。
— 海野十三 『霊魂第十号の秘密』 青空文庫
作例 · 標準
護身術のクラスで、背後から襲われたときに相手の首を絞めて脱出する方法を教わった。
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「苦しい、首を絞めないで!」と彼女は必死に叫び、男の手を振り払おうとした。
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彼は嫉妬に狂い、愛する女性の首を絞めるという取り返しのつかない罪を犯してしまった。
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