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勝負なし

しょうぶなし
名詞名詞-の形容詞
1
標準
draw
文例 · 用例
「や、万歳、勝負なし」三「ほら、坊や、さよならだ、帽子をお振り」「さようならァ――」「もひとつ」「さようならァ――」 下りの高瀬舟に坐っているのは私たち親子と雀のお宿の主人との三人である。
北原白秋 木曾川 青空文庫
今のは勝負なしにすんだので、又、四五|人のお役人が、大きなお三方に何か載せて、その上に厚い布をかけて運んで来ました。
楠山正雄 葛の葉狐 青空文庫
先年、十一谷君が逗子に引込む時、また碁をかみながら、「結局勝負なしで、長年一局の碁をうち続けてきたようなものだ。
豊島与志雄 十一谷義三郎を語る 青空文庫
この戦争が将来いかに成りゆき、いずれが勝つか、いずれが負けるか、はたまたいずれも勝負なしに円満なる平和をもって解決さるるか、それは未来の事とし、吾人の目下の務めは、男子は男子だけの性質を忌憚なく発揮することにある。
新渡戸稲造 自警録 青空文庫
「どこにいるのか知らないが武田博士よ、これで今日の戦いは勝負なしだぞ。
平田晋策 昭和遊撃隊 青空文庫
四 熊捕りの競争はこれでまづ勝負なしでした。
宮原晃一郎 熊捕り競争 青空文庫
最初は普通の標的の点取射撃で、どちらも名人のことだから、無造作に満点で、勝負なしに終つた。
宮原晃一郎 風変りな決闘 青空文庫
そしてこの両者は勝負なしの角力を大分永々と続けている。
北大路魯山人 現代茶人批判 青空文庫
作例 · 標準
激しい攻防が三十分以上続いたが、制限時間を迎えても決着がつかず、結果は勝負なしとなった。
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ビデオ判定の結果、両者の体が同時に土俵についたと見なされ、勝負なしとして取り直しとなった。
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練習試合なので今回は勝負なしとし、お互いの健闘を称え合って固い握手を交わした。
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