反対党
はんたいとう
名詞
標準
opposition party
文例 · 用例
詩論家としての僕は、決して「近代風景」の異端者でなく、水に油をさしたような反対党員ではないつもりだ。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
選挙の時など、彼の『万朝報』のスタッフを率いて応援演説に行くと、反対党は、彼の熱弁をおそれて戦慄したということである。
— 平林初之輔 『黒岩涙香のこと』 青空文庫
自分たちが当今村人たちから、あらぬ反感を買つてゐるのは反対党の尻おしに依るものである故、当面の雲行を「或る方法で」乗切りさへすれば、翻然として一時に信用は奪返せる筈だといふ如き自負に易んじてゐる傾きであるが、彼等へ寄せる村人等の反感は寧ろ彼等への宿命的な憎念に発するものに違ひなかつた。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
「前にも俺は伝書鳩を彼方の森で打たれたことがあるぢやないか、それ、この前の総選挙の時だつた、疑り深い彼等はそれを反対党へ送る秘密通信か何かと間違へて……」「選挙の時だつたが、然しあれは篠谷の太一郎がお百合に宛てられた手紙を変な風に感違ひして、ネープが飛んだ犠牲になつてしまつたわけさ。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫
自分たちが当今村人たちから、あらぬ反感を買っているのは反対党の尻おしに依るものである故、当面の雲行を「或る方法で」乗切りさえすれば、飜然として一時に信用は奪い返せるはずだという如き自負に安んじている傾きであるが、彼らへ寄せる村人らの反感はむしろ彼らへの宿命的な憎念に発するものに違いなかった。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
だが反対党(議員選挙のいきさつからであるか、或ひは凧の争ひがもとになつて選挙の方も分れてゐたのか?
— 牧野信一 『鱗雲』 青空文庫
独逸の宰相ビスマルクが議会で反対党のヰルヒヨオから小つ酷く攻撃された事があつた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
その吹込蓄音機は、尾崎氏の徒党に随分担ぎ出されたものだが、反対党で居て、それを選挙の道具に使つたのは国民党の高木益太郎氏|唯一人きりだ。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
議会では、与党と反対党の間で予算案を巡る激しい攻防が続いている。
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彼の当選は、これまで長年政権を握ってきた反対党にとって大きな痛手となった。
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あの国では、複数の反対党が連携して現政権への批判を強めている。
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