踏み越す
ふみこす
動詞-五段-サ行動詞-自動詞
標準
to step out of the ring
文例 · 用例
……時間だと見え、揃つて揚荷で、それが歩板を踏み越すにつれ、おもみを刎ね返して――川筋を横にずつと見通しの船ばたは、汐の寄るが如く、ゆら/\と皆ゆれた。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
凡人は常に服従をこれ事として、法律を踏み越す権利なんか持っていない。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
ところが非凡人は、特にその非凡人なるがために、あらゆる犯罪を行ない、いかなる法律をも踏み越す権利を持っている、たしかそうでしたね、わたしが誤解していないとすれば?
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
第二の範疇はすべてみな、法律を踏み越す破壊者か、あるいはそれに傾いている人たちです。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
主義だけは殺したが、踏み越すことは踏み越せなくて、こっち側に残ってしまった……ただ殺すことだけやりおおせたんだ。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
俺は踏み越すことができるかどうか?
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
「――日観め、沢庵坊め」 一足一足、彼は日頃自分より高い人間であると思っている者の頭を踏み越すつもりで踏みのぼって行った。
— 火の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
それをふみこすと、体をこわしてしまう。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
作例 · 標準
相手の投げをこらえようとしたが、勢い余って俵を踏み越してしまった。
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土俵際で鮮やかなうっちゃりが決まり、相手の足が完全に踏み越すのが見えた。
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際どい勝負だったが、スロー映像で確認すると確かに先にかかとが踏み越していた。
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