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押しつぶす

おしつぶす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to crush
文例 · 用例
上も下もすっかり黒ずくめで、それがとてもじょうとうのきれで、その上にエナメルのくつをはき、押しつぶすと、てんじょうと縁鍔だけになるぼうしをかぶっていました。
SKYGGEN 青空文庫
夕刊を投げ出して、両方の手で眼玉を押しつぶすほどに強くぎゅっとおさえる。
――ひそひそ聞える。なんだか聞える。 青空文庫
若し私が産婦と同じ程度にいきんでいなかったら、産婦の腕は私の胸を押しつぶすだろうと思う程だった。
有島武郎 小さき者へ 青空文庫
この老若男女のすぺいん人の浪、亡国調を帯びたその大声の発音、日光のにおいと眠たげに汚れた白石建造物の反射、長く引っ張って押しつぶすような、あの歩きながら「海賊曲」を繰り返しつづける激情的な唄声――。
血と砂の接吻 踊る地平線 青空文庫
かの女が義雄の枕もとに坐り、不斷通りの笑がほを見せたのを、渠は枕の上から瞰み付け、おほきな聲を――下への遠慮の爲め――押しつぶすやうにして、「馬鹿」と一喝した。
毒藥を飮む女 泡鳴五部作 青空文庫
他者の存在を敵とするよりもむしろたのみとし、他者の力を押しつぶすよりは引き出して味方に付ける方向に舵をとりえた者こそが、この世界では成長することができた。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
波もうねりもなく濃藍の色も褪せ、ただ天地一塊となって押しつぶすような閃めき。
小栗虫太郎 「太平洋漏水孔」漂流記 青空文庫
紙でつまんで、押しつぶすと、ぐちゃりと大きな音が指先に伝わり、白い臓腑を噴出さしている。
豊島与志雄 或る作家の厄日 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
to quash (a plan, opposition, etc.)
作例 · 標準
例句
押しつぶす(おしつぶす) — 幻辞.com