檗山
檗山
名詞
標準
文例 · 用例
想うに独立は寛文中九州から師|隠元を黄檗山に省しに上る途中で寂したらしいから、江戸には墓はなかっただろう。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
文は何人の草する所なるを知らぬが、想ふに檗山紀勝の一節であらう。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
この人は別に檗山に関係あるものにあらねど、氏の祖父は周防国|玖珂郡通津浦の人にして、岩国に於て独立に就いて痘科の秘訣を伝へて家学とし、氏に至りて幕府の医官たり。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
」檗山錦橋の碑には、建立者三人の氏名を除いては、何も彫つてないのであらうか。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
何より以家屋園池之結構、小障子一枚といへども、一草一礫といへ共、みな/\心を用ひ、額聯之数は黄檗山より多く、すきま/\はアンヘラにてはりつめ、中々千金二千金之用途にて作り候物に無之、露台、庭の檻、朱緑間錯、釣燈籠凡三百にあまり申候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
わたくしは最後に此に附載するに黄檗山の錦橋が碑の事を以てしたい。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
そして其末に黄檗山にある京水の伯父錦橋が碑の事を附することとする。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
わたくしは黄檗山に別に錦橋の碑のあることを聞いた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫