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ここを先途と

ここをせんどと
表現副詞
1
標準
fervently
文例 · 用例
桑山竹夫はここを先途とサノサ節の調子をはり上げた。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
」と、ここを先途と必死のお世辞。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
歴史小説というものが、この頃おそろしく流行して来たようだが、こころみにその二、三の内容をちらと拝見したら、驚くべし、れいの羽左、阪妻が、ここを先途と活躍していた。
太宰治 鉄面皮 青空文庫
処へ、幾条も幾条も家中の縁の糸は両親で元緊をして、颯さらりと鵜縄に捌いて、娘たちに浮世の波を潜らせて、ここを先途と鮎を呑ませて、ぐッと手許へ引手繰っては、咽喉をギュウの、獲物を占め、一門一家の繁昌を企むような、ソンな勘作の許へお嬢さんを嫁られるもんか。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
坂はてるてるの坊主の三好、墨の衣は鈴鹿の鐘を、チンと敲いて念仏でも唱えているんだな」 などと、他愛もない洒落にますますうつつを抜かしはじめると、もういけない、まるで弁慶か索頭持ちみたいにここを先途と洒落あかして、刻の移るのも忘れてしまったが、そのありさまはここに写すまでもない。
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
席上は入乱れて、ここを先途と激き勝負の最中なれば、彼等の来れるに心着きしは稀なりけれど、片隅に物語れる二人は逸早く目を側めて紳士の風采を視たり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
姐さんの奢りというので、みんながここを先途と色気なしに、むしゃむしゃ食っているのを、お絹は箱に倚りかかりながら黙って離れて眺めていた。
岡本綺堂 両国の秋 青空文庫
戸外ではここを先途とあらしが荒れまくっていた。
有島武郎 生まれいずる悩み 青空文庫
作例 · 標準
逆転のチャンスを逃すまいと、選手たちはここを先途と猛攻撃を仕掛けた。
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彼は自分の潔白を証明するため、ここを先途と言葉を尽くして訴えた。
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セールの開始とともに、客たちはここを先途と目当ての商品に殺到した。
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ここを先途と(ここをせんどと) — 幻辞.com