夏炉冬扇
かろとうせん
名詞
標準
summer fires and winter fans
文例 · 用例
ことに時候を論ぜざる見世物と異なりて、渠の演芸はおのずから夏炉冬扇のきらいあり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
「僕のはまた、夏炉冬扇で通用しないのさ。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
又或日扇|遣ひ行く枯野かな 暁台 夏炉冬扇という言葉がある通りに、冬日扇は必要のないものとなっているのであるが、それが或日村里を通っていると、汗ばむほどに暑さを覚えたので、また扇を遣いながら行ったというのである。
— 高浜虚子 『俳句はかく解しかく味う』 青空文庫
作例 · 標準
夏に暖炉を焚き、冬に扇を使うような「夏炉冬扇」の議論は、今の切迫した状況では単なる時間の無駄でしかない。
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「せっかくの素晴らしい技術も、使う場所を間違えれば夏炉冬扇だな」開発チームのリーダーは、皮肉を込めて自嘲気味に笑った。
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流行遅れの健康器具を押し入れの奥にしまい込みながら、まさに夏炉冬扇の買い物をしたと後悔した。
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