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みどろ
接尾辞頻度ランク #25257 · 青空 1241
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文例 · 用例
ポマードは生え際ばかりに厚くつたくつてあつて、その太い首が動くたびに山猫か何かの感じがした。
中原中也 三等車の中(スケッチ) 青空文庫
馬場の足もとに、真赤な麻の葉模様の帯をしめ白い花の簪をつけた菊ちゃんが、お給仕の盆を持って丸く蹲って馬場の顔をふり仰いだまま、みじろぎもせずじっとしていた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
自動車が一台、(何時見てもそれは黒ずんだ緑色にられてゐたから同一の一台だと思ふ)時々「鍔甚」の前にとまつた。
中原中也 金沢の思ひ出 青空文庫
客車の中は白りのがらんどうで、ただ片側の壁に幅の狭い棚のような腰掛があるだけである。
寺田寅彦 ベルリン大学(1909-1910) 青空文庫
これらの動物は、神経を切られたり、動脈へゴム管を挿されたり、病菌を植付けられたり、耳にコールタールをって癌腫の見本を作られたりする。
寺田寅彦 病院風景 青空文庫
雨催の空濁江に映りて、堤下の杭に漣※寄するも、蘆荻の声静かなりし昔の様尋ぬるに由なく、渡番小屋にペンキの広告看板かゝりては簑打ち払う風流も似合うべくもあらず。
寺田寅彦 半日ある記 青空文庫
机の前に坐って傍の障子を見ると、姪がいつの間にか落書したのであろう、筆太にりつけた覚束ない人形の絵が、おどけた顔の横から両手を拡げている。
寺田寅彦 障子の落書 青空文庫
腫物はいよいよ發展し、いまは膏藥では間に合はず、脱脂綿に無刺激の油藥をつて患部に貼りつけ、日に五、六囘も貼りかへなければなりませんでした。
太宰治 知らない人 青空文庫
作例 · 標準
激しい戦いを終えた兵士たちは、皆一様に泥みどろになって帰還した。
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その犯人は血みどろのナイフを握りしめたまま、呆然と立ち尽くしていた。
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みどろになって坂道を駆け上がると、ようやく目の前に広大な海が見えた。
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塗(みどろ) — 幻辞.com