累算
るいさん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
total
文例 · 用例
また戦争をせぬための軍備の費用は年々の経常費であって、これを累算するとまことに驚くべき巨額に達するから、戦争なるものはしてもしなくても、きわめて入費のかかるものである。
— 丘浅次郎 『民族の発展と理科』 青空文庫
七反歩の小作料は、新田を拓いた年から累算されていたし、二十五両という借用証文は十七年もまえのものであった。
— 山本周五郎 『さぶ』 青空文庫
二 るいさんは眼のぱつちりした痩形の娘で、わたしの顔を見ると、写真を撮して呉れとか、画を描いて呉れとかとせがんだ。
— 牧野信一 『湖の夢』 青空文庫
塩山一家は、妻女るいさんの采配よろしきを得て、勤勉、倹約、質素、温順、清潔などの美徳をそなえた、善良な市民の典型のような生活を実践していた。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
ここの住民がまず驚いたのは、おるいさんの物持ちのいいことであった。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
天気さえよければおるいさんは一日じゅう、いや、殆んどというべきだろうが、いつも水道端にいて、なにかかにか洗い、器物類は家の横に並べて乾した。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
「みせびらかしてるんだよ」と一人のかみさんは云った、「昔はいいくらしをしていて、毎日のようにてん屋ものを取って喰べてたんだからねって、きっとそれにちがいないよ」 そして或るとき、おせっかいなかみさんの一人が、そのことをおるいさんにほのめかしてみた。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
「いいえとんでもない」おるいさんは謙遜な顔でしんけんに否定した、「うちのような切詰めたくらしでそんな贅沢ができるもんですか、これは貰い物なんですよ」 まえに住んでいた家のすぐおもてに小さなそば屋があり、しょうばいがうまくいかなくなって世帯じまいをした。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
作例 · 標準
今月の残業時間を累算してみたら、すでに過労死ラインを大幅に超えていて青ざめた。
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実験で得られたデータをプログラムで自動的に累算し、平均値をグラフ化する処理を組んだ。
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これまでに彼から借りたお金を累算すると、ちょっとした車が買えるくらいの額になる。
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