空理空論
くうりくうろん
名詞
標準
impractical theory
文例 · 用例
「同時に人相や風采を突きとめない限り、それは空理空論の満足に過ぎないでしょう。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『ペルゴレーズ街の殺人事件』 青空文庫
国事は空理空論に支えられて、一人合点に、独裁政治の山上へ駈け登って行くだけのことだ。
— 坂口安吾 『風流』 青空文庫
政黨の仕事は、重に議會の掛引で空理空論よりも實際問題を處置せねばならぬ。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
▲どうも理想家は、空理空論に流がれて、實務の上に手を拔く弊があるから、尾崎君も餘つぽど用心しないと、つまらない失敗を取らないとも限らない。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
政党の仕事は、重に議会の掛引で空理空論よりも実際問題を処置せねばならぬ。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
▲どうも理想家は、空理空論に流がれて、実務の上に手を抜く弊があるから、尾崎君も余つぽど用心しないと、つまらない失敗を取らないとも限らない。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
学生の間は空理空論で事も足るけれども、今、お前が退校して何すると云ふことを知らぬ者が、社会主義ぢやと騒いだ処で何の役にも立たないではないか。
— 死線を越えて 『死線を越えて』 青空文庫
――ぼくは憂国塾の空理空論をダンガイする、男子すべからく実行的であれとは古人の金言、ぼくあえて先生に宣言しよう、ぼく八田忠晴は身をもって女性解放運動の旗手とならん、嗚呼。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫