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真々

真々
名詞
1
標準
文例 · 用例
その原因は、膳を距てて、彼の前に座を占めている真々川化助に在った。
海野十三 青空文庫
「松吉さんは、御在宅かネ」「ホーラ、誰か来た」というので、まず立ち上って狼狽を始めたのは前科四犯の真々川化助だった。
海野十三 青空文庫
二 裏山の蜜柑が小さな青い実を見せてきた頃、隣の真々館へも講釈師がやってきて、それが毎晩お客を集めて一席伺いはじめたのである。
正岡容 寄席 青空文庫
それは別になんでもないことであるが、人情として真々館の番頭は、「うちの先生は修羅場がいいんだ。
正岡容 寄席 青空文庫
真々館の番頭も、意気まいて応えた。
正岡容 寄席 青空文庫
明々後日は、どうやら俺が真々館へ乗り込んで、一席ずつやり合うというんじゃないか。
正岡容 寄席 青空文庫
休みを利用して今松は、深く襟巻で顔を隠し、真々館へ出かけていった。
正岡容 寄席 青空文庫
聞いてください」 酔った勢いで今松は、真々館の講釈師一件を、詳しくぶちまけた、最後にソッと先方の宿の廊下へ行って立ち聞きをし、とてもかなわないので逃げ出してきてしまった顛末までを――。
正岡容 寄席 青空文庫