聞き違い
ききちがい
名詞
標準
mishearing
文例 · 用例
筆者の聞き違いかも知れないが書添ておく。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
「わしは、こんな処へ籠っている隠者だから、そんなことはできない、それは何かの聞き違いだろう」 人びとは玄妙観の魏法師から教えられて来たと言った。
— 田中貢太郎 『牡丹燈記』 青空文庫
「わしは、こんな処へ籠っている隠者だから、そんなことはできない、それは何かの聞き違いだろう」 人びとは玄妙観の魏法師から教えられて来たと云った。
— 田中貢太郎 『牡丹燈籠 牡丹燈記』 青空文庫
但し自分はこの一件に直接の関係はなく、いわば請け売りのお話であるから、多少の聞き違いがあるかも知れませんと、前提をして老人は語る。
— 夜叉神堂 『半七捕物帳』 青空文庫
うちにも、本のすきなのがいまして、いま、南方に行っていますけど」 と申し上げたら、聞き違いしたらしく、「ああ、そう。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
なにかの聞き違いかと思っていますと、もう一度おなじような声がきこえました。
— 岡本綺堂 『停車場の少女』 青空文庫
それを当代の大原君がかつて話してくれたので、僕は今その受け売りをするわけであるから、多少の聞き違いがあるかも知れない。
— 岡本綺堂 『鐘ヶ淵』 青空文庫
……お父さん……と呼んだように思ったのは、自分の聞き違いではなかったろうか……。
— 夢野久作 『木魂』 青空文庫
作例 · 標準
「午後一時に駅前」と言ったのを「午前十一時」と聞き違いして、炎天下の中で二時間も待ちぼうけを食らった。
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店内の騒音のせいで注文内容に重大な聞き違いが生じ、テーブルに頼んでいない料理が運ばれた。
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「おめでとう」という言葉を「おごってよ」と聞き違いしてしまい、一瞬で顔が引きつってしまった。
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似たような名前の停留所が多く、車内放送を聞き違いして全く知らない土地でバスを降りてしまった。
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