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証権

しょうけん
名詞
1
標準
文例 · 用例
感謝す、予はこの驚絶、駭絶の意識をば、直接に、端的に、神より得たり、一毫一糸だに前人の証権を媒とし、若しくは其の意識に依傍したる所あらざる也。
綱島梁川 予が見神の実験 青空文庫
) 顧みるに、予が従前の宗教的信仰といふもの、自得自証より来たれるは少なく、基督其の他の先覚の人格を信じ、若しくは彼等が偉大なる意識を証権として、其れに依り傍うて幻げに形づくりたる者、その多きに居りし也。
綱島梁川 予が見神の実験 青空文庫
後深く内部生活に沈潜するに及びては、一切前人の証権を抛ち去つて、自ら独立にわが至情の要求に神の声を聴かむとしぬ。
綱島梁川 予が見神の実験 青空文庫
単に伝統や証権やが教えるものばかりでなく自己の感官、進んでは自己の理性の指示するところのものをも疑った。
三木清 語られざる哲学 青空文庫
伝統や証権に対する懐疑が悪いことであるとは私は決して信じない。
三木清 語られざる哲学 青空文庫
けれども第二に私の再興しようという偶像が外観上いかほど伝統や証権やの打建てたところのものに似ていようともその精神において全く異なったものであることをあくまで私は主張する。
三木清 語られざる哲学 青空文庫