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憎からず

にくからず
表現副詞
1
標準
affectionately
文例 · 用例
枝のしなやかなる、葉のこは/\しからぬ、花のおもむきに協ひて憎からず
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
浅みどりの葉の色茎の色、日の光に透くやうに見えたるに、小き花のいと繁くも簇がりて紅う咲きたる、もてあそびものめきたれど憎からず
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
業平蜆、小町蝦、飯鮹も憎からず
泉鏡花 雛がたり 青空文庫
妹は主人を憎からず思っております。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
白銀造りの太刀をば、紫のさげ緒の紐に掻結び、毛竝美しき葦毛の駒に練行く後姿前姿、さすがに縣主の品位も高く雄々しくもある、壯士振り、手古奈もそれを憎からず思はない訣にゆかなかつた。
伊藤左千夫 古代之少女 青空文庫
あの時自分も憎からず思うた事口にこそ出さゞれ心は正しく彼の人に通じて居る。
伊藤左千夫 古代之少女 青空文庫
尤も少歳がすることは何でも惡氣がないのだが、眞奈には一層憎からず思はれるのであらう。
伊藤左千夫 古代之少女 青空文庫
一度は憎からず思ひし小室の君、自づと思も通へばや、悦び勇みて別れた彼の君に何と答を言ふべきぞ。
伊藤左千夫 古代之少女 青空文庫
作例 · 標準
彼は、いつも私を憎からず思ってくれているようだ。
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先生は、成績が振るわない生徒を憎からず見守っていた。
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幼い頃から、近所の猫を憎からず可愛がっていた。
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憎からず(にくからず) — 幻辞.com