天翔る
あまがける異読 あまかける
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to soar (esp. of spirits and gods)
文例 · 用例
天翔る雲のエレキを、 とりも来て蘇しなんや、いざ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
続いて露領沿海のタラバ蟹に延焼し、加察加の鮭、鰊と宛然に燎原の火の如く、又は蘇国の空軍の如く、無辺際の青空に天翔る形勢を示したが、その途端、何気なく差した湊屋の盃を受けて唇に当てたのが運の尽き、一瞬の中に全局面を、無学文盲の親友に泄われてしまった。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
圖の下の端なる死人の起つあたり、艤せる羅刹の罪あるものを拉き去るあたりは、早や暗黒裡に沒せるに、基督とその周匝なる天翔る靈とは猶金色に照されたり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
人々あるひは云ふ、――皇帝の白衣の后と、あるひは云ふ、――天翔る鵠のむれと。
— 芥川龍之介 『パステルの龍』 青空文庫
キリストを信じて私どものたましいは罪の縄目から解放せられ、天翔るような喜びと力をもちますが、体はもとのままの体なんです。
— 矢内原忠雄 『キリスト教入門』 青空文庫
天翔る鞍馬の使者一 きょうも棒切れを手にもって、友だち小猿を二、三十|匹つれ、僧正谷から、百足虫腹の嶮岨をつたい、鞍馬の大深林をあそびまわっているのは、果心居士の童弟子、いが栗あたまの竹童であった。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
兩羽鋭どくあまがける天馬の鞍に堪へかねて下界に落ちし塵の子(三)よ恨はあはれなれのみかまぼろし消て力なく今こそ咽べ我琴も。
— 土井晩翠 『天地有情』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日天翔るについて考えている。
天翔るという言葉は日本語で重要だ。
彼は天翔るの意味を理解している。
この文には天翔るが含まれている。