くねる
くねる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to bend loosely back and forth
文例 · 用例
何ものにも捉はれない野蛮人めいた狂暴無智の感情の大浪と、そのうねりくねる所の狂的なリズム。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
あつとも言はず、色男、搖るやうにわな/\と身をくねると、がつくりと成つて、腰から先へ、べた/\と膝が崩れる。
— 泉鏡太郎 『麥搗』 青空文庫
あら、裾の方がくすぐつたいとか、何とかで、娘が騷いで、まづ二枚折の屏風で圍つたが、尚隙があいて、燈が漏れさうだから、淡紅色の長じゆばんを衣桁からはづして、鹿の子の扱帶と一所に、押つくねるやうに引かけて塞いだのが、とに角一寸媚めかしい。
— 泉鏡太郎 『木菟俗見』 青空文庫
枝はといえば、みんな、ねばねばした長い腕で、まるで、ミミズのようにまがりくねる指を持っていました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『人魚の姫』 青空文庫
「夜は早くねるかえ。
— 木下杢太郎 『少年の死』 青空文庫
裳裾のようにパッとひらいた頽廃の夜が、葉鶏頭の花にも似た強烈な色彩に揺れて、イヴニングドレスの背中をくりぬいて見せた白い素肌が、蛇のようにくねると、そのくぼみに汗が汗ばみ、女の体臭を男の体臭が絞り出すような夏の夜の踊りに、体の固い若いダンサーのステップもいつか粘るのだった……。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
急流が曲がりくねる深い谷を流れ、大平原では冬に銀色の雪、夏にはアルカリの灰が一面に広がる。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
じゃ顔を合わせればどうかというと、すねるような、くねるような、その素ッ気のなさ加減、傍で見る婆さんの目にも気の毒なくらい。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
作例 · 標準
細い道がくねくねとくねる。
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彼の話は本筋からくねって、なかなか終わらない。
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川が山の間をくねりながら流れている。
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