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徳沢

とくたく
名詞
1
標準
blessing
文例 · 用例
俗官汚吏はしばらく擱き、品行正雅の士といえども、この徳沢の範囲を脱せんとするも、実際においてほとんど能すべからざることなり。
福沢諭吉 旧藩情 青空文庫
古より世にかかる人物なかりせば、わが輩今日に生まれて今の世界中にある文明の徳沢を蒙るを得ざるべし。
福沢諭吉 学問のすすめ 青空文庫
今より数十の星霜を経て後の文明の世に至れば、また後人をしてわが輩の徳沢を仰ぐこと、今わが輩が古人を崇むがごとくならしめざるべからず。
福沢諭吉 学問のすすめ 青空文庫
春風秋雨七百歳、今や、聖朝の徳沢一代に光被し、新興の気運隆々として虹霓の如く、昇平の気象将に天地に満ちむとす。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
それは十六、七枚からの長い請願書で、木曾谷山地古来の歴史から、維新以来の沿革、今回請願に及ぶまでのことが述べてあるが、筋もよく通り、古来人民の自由になし来たった場所はさらに民有に引き直して明治維新の徳沢に浴するよう寛大の御沙汰をたまわりたいとしたものであった。
第二部下 夜明け前 青空文庫
第参章 人文神話第一節 罪悪の神話的説明 馬琴の『弓張月』を繙きしことある者は、必ず、八丈島に於ける為朝の徳沢の、如何に洪大なりしや、其島民の人文の進歩に関して、為朝の立てし功績の、如何に偉大なりしやを、語ることを得ん。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
夜、宿へつくとくたくたに疲れていたので、寺田は女中にアルコールを貰ってメタボリンを注射した。
織田作之助 競馬 青空文庫
げに英国は世界一の富国というけれども、その英国には貧乏人がかくのごとくたくさんいるのである。
河上肇 貧乏物語 青空文庫
作例 · 標準
先祖代々、地域社会に尽くしてきた徳沢が、今日の繁栄につながっている。
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恩師の教えは、私の人生における徳沢として今も心に残っている。
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困っている人を助ける行為は、巡り巡って自分にも徳沢となって返ってくるだろう。
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