いすかの嘴
いすかのはし
表現名詞名詞-の形容詞
標準
(something) not coming together (as one had hoped or expected)
文例 · 用例
第十二回 いすかの嘴 文三が二階を降りて、ソットお勢の部屋の障子を開けるその途端に、今まで机に頼杖をついて何事か物思いをしていたお勢が、吃驚した面相をして些し飛上ッて居住居を直おした。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
……笑うべし、かねがねの細やかなる謀も、いすかの嘴と食いちがい、かくの如く、俄か落人とはなって、昨夜、ひそかに大内を脱け出てまいった。
— 帝獄帖 『私本太平記』 青空文庫
それよりも、彼が婿引手として持ってくる柳生家重代の秘宝、こけ猿の茶壺をねらって、壺を手に入れたうえで源三郎を排斥しようとしたあの運動が、最初から、いすかのはしと食いちがって……。
— 日光の巻 『丹下左膳』 青空文庫
作例 · 標準
野鳥図鑑で、いすかの嘴の特徴が詳しく説明されている。
いすかの嘴は、松の実を取るのに最適な形をしている。
いすかの嘴の先端は、独特に交差している。
いすかの嘴の構造は、進化の結果として形成されたものである。