青年の家
せいねんのいえ
名詞
標準
training and accommodation institution for young men
文例 · 用例
金も持たずに坐食してぴらしやらしてゐる都会の人達の生活に比べて、何といふ自由な、暢気な、活動に富んだ本当の生活であつたであらうか、私は一夜を村の青年の家にすごした。
— 田山録弥 『スケツチ』 青空文庫
青年の家に駈け付けて行くと、駈けた為めに、まだ興奮して、戦慄してゐる体を、青年は優しく抱き寄せて、額に手を掛けて仰向かせて、目と目をぢつと見合せる。
— XANTHIS 『クサンチス』 青空文庫
いずれにしても、青年の家柄、父親の社会的地位などから考えて、とかく誠意を欠いた葉子との結婚が、すらすら運ぶものとは思えなかったし、運んだところで長続きがするか否かも疑問であった。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
原氏の前夫人は中井桜洲氏の愛嬢で美人のきこえが高かったが、放胆な家庭に人となったので、有為の志をいだく青年の家庭をおさめる事は出来にくく離別になったが、困らぬように内々面倒は見てやられるのだとも聞いていた。
— 長谷川時雨 『明治美人伝』 青空文庫
ようやくに、目指すS青年の家を囲む木立がすぐ右手に近づいた。
— 伊藤野枝 『転機』 青空文庫
私達がS青年の家への道を聞くと、その人達は不思議そうに私達二人を見ながら、この畑の向うの隅からゆく道があるから、この畑を通ってゆけといってくれた。
— 伊藤野枝 『転機』 青空文庫
青年の家庭には、父君が外国貿易商であるせゐか、いろ/\珍しい人物が出入してゐた。
— 岸田國士 『世界人情覗眼鏡』 青空文庫
七 遠山青年の家へ遊びに行つてくるやうに、と吩付かつた日は、映画見物に行つてしまつた。
— 坂口安吾 『波子』 青空文庫
作例 · 標準
中学校の野外活動で、県立の青年の家に2泊3日の日程で宿泊した。
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青年の家での共同生活を通じて、クラスメイトとの絆が深まった。
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地域の合唱団が練習場所として、よく青年の家のホールを利用している。
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