新王
しんおう
名詞
標準
文例 · 用例
この一家の不幸を脊負い敢然立ったる新王こそはクローヂヤス。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
帝も出産を聞召して、兵部卿の宮がはじめて父になった喜びのしるしをぜひとも贈るべきであると仰せになり、太刀を新王子に賜わった。
— 宿り木 『源氏物語』 青空文庫
島民は新王に不服だったが、諸所の暴動も独逸軍艦の砲火の前に沈黙しなければならなかった。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
新王タマセセに対する島民の反感は烈しかった。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
新王を擁立する独逸と、之に対立する英米(彼等は別にマターファに好意を寄せていた訳ではないが、独逸に対する対抗上、事毎に新王に楯ついた)との軋轢も次第に激化して来た。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
前の国王は、火星兵団を地球へむけて、大負けに負けてしまったその責任をとって、位をしりぞき、ロロ新王に忠誠をちかわれましたぞ。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
ロロ公爵、いやロロ新王は、ずっと前に王城へ、はいっていられます。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
私はロロ新王に拝謁したあとで、こっちへやって来たのです。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫