がね
がね
助詞
標準
(positive sentence end) I dare say
文例 · 用例
ところで音楽批評家はといふと、「どうだ、夜の絵は――さう日光の御厄介ばかりならんで」なぞと画家に云ふ画家の叔父さんみたいな思ひ付きを並べるか、(まあその叔父さんなんざあ甥に親愛を感じて云つたのだからまあまんざら空無ではないがね。
— 中原中也 『音楽と世態』 青空文庫
京都は嘗つて小生自身二年間ゐて、詩人にとつては有難い土地だと思つてゐるので、京都あたりからもつと面白いものが出てもよかりさうなものだと、かねがね思つてゐたが、仲々出なかつた。
— 中原中也 『感想』 青空文庫
ああ、いづこぞ夢の序樂のぽろねえず、會社は河岸に涙をひたし、花店の飾窓つゆにぬれたり、しばしまたつりがね鳴らむ、あさまだきにほふ葉影に、しろじろとかざし泳がせ、この列をなす少女らあゆむ。
— 萩原朔太郎 『若き尼たちの歩む路』 青空文庫
ああ、いまするどく鋭刃を合せ、手はしろがねとなり、われの額きずつき、劍術は青らみつひにらじうむとなる。
— 萩原朔太郎 『決鬪』 青空文庫
名辞が早く浮ぶといふことは、「かせがねばならぬ」といふ、二次的意識に属する。
— 中原中也 『宮沢賢治の世界』 青空文庫
「ゆうべ女のひとがねえ、僕にこういって教えたものだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
あいつがねえ」白馬驕不行の碾茶の茶碗は流石にてれくさい故をもってか、とうのむかしに廃止されて、いまは普通のお客と同じに店の青磁の茶碗。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
そうして尚さらいけないことには、そのときの太宰の服装がそっくり、馬場のかねがね最もいみきらっているたちのものだったではないか。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
作例 · 標準
今日の会議、資料の準備が大変だったがね。
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最近、新しい趣味を始めたんだがね、これがなかなか面白くて。
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あの店のお菓子、前よりも美味しくなった気がするがね。
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子供たちも大きくなって、手がかからなくなったがね。
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