栄花物語
えいがものがたり
名詞
標準
Eiga Monogatari (11-12C epic)
文例 · 用例
夕飯前、和本箱を見、西行の伝記、栄花物語、その他を見出す。
— 一九二二年(大正十一年) 『日記』 青空文庫
栄花物語、古今著聞集、今昔物語、大鏡、水、増、今など出て来たのは面白い。
— 一九四三年(昭和十八年) 『日記』 青空文庫
栄花物語根合の巻に、はしたもの、女房の局の人など、をかしくしたてゝ沓すり歩く。
— 喜田貞吉 『間人考』 青空文庫
中宮定子の勢力が衰え、貴族の多くがこの宮を顧みなくなったときにも、清少納言の、「少々の若き人などにもまさりて、をかしうほこりかなるけはひを、捨てがたくおぼえて、二三人づゝ連れてぞ常に来る」(栄花物語、鳥辺野の巻、初め)と伝えられているのは、反対党の立場から右の消息を語るものと見られよう。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
歓楽のあとに哀寂多しで、「栄花物語」的な絢爛な世代の反面に、そうした現実とは両極端な無常観や世を儚む考えがびまんしていたのは自然である。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
「栄花物語」「更級日記」「大和物語」「東鑑(吾妻鏡)」等々々。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
思うに、都の藤原貴族からは、海賊と見えたのだろうが、この島々から都を見れば、幾世紀、朝廷を擁して、栄花物語的な世襲を固守していた中央の貴族圏などこそ、太い料簡の輩であり、こっちが海賊なら、やつらは陸賊だと、罵っていたかもしれない。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
作例 · 標準
「栄花物語」は平安時代後期の宮廷社会を描いた貴重な文学作品です。
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この研究では、「栄花物語」の人物像に焦点を当てて分析しました。
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「栄花物語」を読むと、当時の貴族たちの生活ぶりがよくわかります。
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ウィキペディア
『栄花物語』(えいがものがたり)は平安時代の歴史物語。仮名による編年体の物語風史書。『栄華物語』・『世継物語』略して『世継』とも表現する。
出典: 栄花物語 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0