家持ち
いえもち
名詞
標準
homeowner
文例 · 用例
ことに家持ちの下級船員はそうであった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
日本橋、通旅籠町の家持ちで、茶と茶道具|一切を商っている河内屋十兵衛の店へ、本郷森川|宿の旗本稲川|伯耆の屋敷から使が来た。
— 化け銀杏 『半七捕物帳』 青空文庫
「各町内に一個所ずつあって、屋敷町にあるのは武家持ちで辻番といい、商人町にあるのは町人持ちで自身番というんです。
— 半鐘の怪 『半七捕物帳』 青空文庫
「女なんてひとりだと案外すごいんだね、随分だらしが無いよ」 だらしがないと云うのは、家持ちのことをその場合云っているのです。
— 宮本百合子 『女性の生活態度』 青空文庫
あの分では何時までたっても自分の家持ちになることは出来まい。
— 初めて家持ちとなったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
どうかまず家持ちにして上げたい。
— 初めて家持ちとなったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
この間もあなたに話した家持ちにしたいという一件……あれを是非実行したいといわれるのです。
— 初めて家持ちとなったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
家持ちになるのは好いが、貸家をして家賃など取り立てるのはそれこそ大変と思いましたので、これはお断わりしました。
— 初めて家持ちとなったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
作例 · 標準
近年、都市部から郊外への移住者が増え、「家持ち」を希望する層に新たな住宅地が人気を集めている。
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将来の安定した生活のために、まずは「家持ち」になることを目標に貯蓄を始めた。
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賃貸物件も便利だが、「家持ち」になると、自分の好きなようにリフォームできる自由さがある。
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「ついに『家持ち』!これで気兼ねなく庭の手入れができるよ」と、彼は満面の笑みで語った。
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