瞽者
こしゃ
名詞
標準
blind person
文例 · 用例
中にも良三の父は神田|松枝町に開業して、市人に頓才のある、見立の上手な医者と称せられ、その肥胖のために瞽者と看錯らるる面をば汎く識られて、家は富み栄えていた。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
虚無僧、放下、修験者、瞽者、その風俗は色々であった。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
ゆえに窮理書を読まざる者は、瞽者に異ならず。
— 福沢諭吉 『学校の説』 青空文庫
此事を言ひて地に唾きし、唾にて土を和き、其泥を瞽者の目に塗り、彼に曰ひけるは、シロアムの池に往きて洗へ。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
これなお瞽者をして五色を撰ばしむるがごとし。
— 柏原孝章 『教門論疑問』 青空文庫
九州邊にて瞽者どもいとだみたる聲にて※若大臣の一代記といへるものを謠ひて市街を門づけして歩行有。
— 松浦武四郎 『他計甚※(竹島)雜誌』 青空文庫
」「なにを、こしゃくな。
— 宮沢賢治 『かしわばやしの夜』 青空文庫
お前さえあんなこしゃくなさしずをしなければ、私はこんな痛い目にもあわなかったんだよ。
— 宮沢賢治 『ツェねずみ』 青空文庫
作例 · 標準
昔の物語には、琵琶を奏でて平家物語を語り継ぐ瞽者の姿がしばしば登場する。
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瞽者の女性たちは、厳しい修行を経て磨き上げた歌声で各地を巡り、人々を魅了した。
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「目が見えずとも、彼女の心には美しい四季の風景が鮮やかに映っているのだ」
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