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謀主

ぼうしゅ
名詞
1
標準
文例 · 用例
六国の相印を一人の身に帯び車駕の数は王者を凌ぐと称せられて居た合従の策士蘇秦は日に日に落魄の運命に陥り新に秦の宰相であり連衡の謀主である張儀の勢力が目ざましく根を張って来た。
岡本かの子 荘子 青空文庫
此時に於て、隠忍、軽悍、驕妬の謀主、新大納言藤原成親が、治承元年山門の争乱に乗じ、名を後白河法皇の院宣に藉り、院の嬖臣を率ゐて、平賊を誅せむとしたるが如き、其消息の一端を洩したるものなりと云はざるべからず。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
彼はこれが為に、一国の重臣私門の成敗に任ずべからざるを説いて、謀主成親の死罪を宥めたりき。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
一个月も立たぬ間の出来事であつたので、彼は其謀主に擬せられて、名簿は除かれる。
折口信夫 万葉集のなり立ち 青空文庫
故に伊藤内閣の策士たる伯は、同時に自由黨の謀主たりき。
鳥谷部春汀 明治人物月旦(抄) 青空文庫
伯或は政黨の謀主たるを得たらむも、理想的黨首の器は之れを伯に望むべからず。
鳥谷部春汀 明治人物月旦(抄) 青空文庫
世間或は氏を以て市長の椅子を窺※し、陰に尾崎氏を構陷するの謀主と爲すものあり。
鳥谷部春汀 明治人物月旦(抄) 青空文庫
故に伊藤内閣の策士たる伯は、同時に自由党の謀主たりき。
鳥谷部春汀 明治人物月旦(抄) 青空文庫