村寺
そんじ
名詞
標準
文例 · 用例
聴いて見ると間違つた理屈でもなし、村寺の酒飲和尚よりは神々の名も沢山に知つてゐる。
— 石川啄木 『赤痢』 青空文庫
聽いて見ると間違つた理窟でもなし、村寺の酒飮和尚よりは神々の名も澤山に知つてゐる。
— 石川啄木 『赤痢』 青空文庫
○平野秀吉氏の唐詩選全釈には、「後、張継、再び此に来り、重泊楓橋と題して、白髪重来一夢中、青山不改旧時容、烏啼月落江村寺、欹枕猶聴夜半鐘と詠じたが、詩品も劣り、且つ全唐詩にも載せざるを見れば、或は後人の偽作か」としてある(簡野道明氏著『唐詩選詳説』にも之と同じことが書いてある)。
— その七 ――放翁詩話三十章―― 『放翁鑑賞』 青空文庫
これで見ると、平野氏の言ふ所とは作者が違ひ、詩も江村寺が橋辺寺となつてゐる。
— その七 ――放翁詩話三十章―― 『放翁鑑賞』 青空文庫
第二〇三、ギリシアの僧侶 ギリシアの内地いたるところ、必ず郷寺もしくは村寺とも称すべきものあり。
— 井上円了 『欧米各国 政教日記』 青空文庫
演説会はここも村寺で開かれて、聴衆は広庭にあふれてひしめいていた。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
石川県|珠洲郡上戸村寺社) 加賀では白山の麓の大道谷の峠の頂上に、また二本杉と呼ばるる大木があって、これは有名なる泰澄大師が、昼飯に用いた箸を地にさしたといっております。
— 柳田國男 『日本の伝説』 青空文庫
稿本の中に上人が当村寺の本尊五智如来を刻んだということが書いてあったのです。
— 柳宗悦 『民藝四十年』 青空文庫