引っ込みがつかない
ひっこみがつかない
表現形容詞
標準
being in too deep to back out
文例 · 用例
ほんとを言えば、早速引き請けちまいたいんだが、それでは貫目が下がるとでも思っているのか、すこし焦らしてやれ――意地悪も手つだって、すったもんだ、なかなか諾と言わないから、山城守は引っ込みがつかないで往生している。
— 新版大岡政談 『魔像』 青空文庫
路地の入口に、はたごと書いた掛行燈が見えたので、はいって来たんですけれど」 と、引っ込みがつかないように、もじもじしていう。
— 風の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
こう、きざに気取らなければ、ひっこみがつかないのだ。
— 太宰治 『雌に就いて』 青空文庫
俺には、皮肉を言われているとしか思えないんだが、そう言われたうえは、どうしたって、ひっこみがつかない。
— 久生十蘭 『我が家の楽園』 青空文庫
しかしこのままではひっこみがつかない。
— 梅崎春生 『魚の餌』 青空文庫
玄一郎が江戸を立つまえ、自分がさんざんおどかしたので、ちょっとひっこみがつかないという顔である。
— 山本周五郎 『いさましい話』 青空文庫
本気になって済まながり、てれるので、相手はますますひっこみがつかない。
— 山本周五郎 『雨あがる』 青空文庫
作例 · 標準
一度引き受けた仕事だから、たとえ困難でも引っ込みがつかない。
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「もうここまで来たら、引っ込みがつかないよ。最後までやるしかない」
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彼は、借金を背負ってしまったため、事業を畳むに畳めず、引っ込みがつかない状態だった。
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