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通語

つうご
名詞
1
標準
common saying
文例 · 用例
アメリカ合衆国ではラム酒あるいはウィスキーに糖蜜と醋とを混じた飲料をいうが、船乗りの通語では一般に濃い色をした強い酒をいう。
寓意を含める物語 ペスト王 青空文庫
扨古學者が假名遣のことをやかましく論じて居るのに、例之ば本居の遠鏡の如き、口語で書く段になると、決して假名遣を應用して居らぬと云ふことを、假名遣を一般に普通語に用ゐるのは不可能である、或は困難であると云ふ證據に引かれますけれども、是れは少し性格が違ふかと思ふ。
森鴎外 假名遣意見 青空文庫
その名もその伎倆もあまねく好劇家のあいだに認められて、似て非なるものを指して“二銭団洲”という通語さえも出来たくらいであった。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
Camouflage といふのは、仏蘭西の劇場の通語で、舞台の背景に深い溝とか道とかを描く、それを言ひ馴らはせて来たものだが、西部戦線における仏蘭西画家の働きは、この語をもつと一般的にした。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
例えばこの、美しく不潔で、巨大に醜い大街セバストポウル――巴里人の通語では略して「セバスト」、憲兵が一般にシパルであるように――は、デュウマの世界が今をそのままに生きている巴里諸相の代表的なひとつだ。
ノウトルダムの妖怪 踊る地平線 青空文庫
民主戦線ではその広さと、そこに包括される社会活動の部面が多様であるにかかわらず、他の一面ではこれまで社会各層がもたなかった互いの共通語をもつようになってきている。
宮本百合子 五〇年代の文学とそこにある問題 青空文庫
余の郷里(伊予)なぞにては余の幼き頃までなほ「オヌシ」または「ソチ」などいふ二人称が普通語に残つて居つた。
正岡子規 病牀六尺 青空文庫
これより、從來の辭書體の書數十部をあつめて、字母の順序をもて、まづ古今雅俗の普通語とおもふかぎりを採收分類して、解釋のありつるは併せて取りて、その外、東西洋おなじ物事の解は、英辭書の注を譯してさしいれたり。
大槻文彦 ことばのうみのおくがき 青空文庫
作例 · 標準
「なるほど」は、日常会話で非常によく使われる通語だ。
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流行語とは異なり、通語は長い間人々に親しまれてきた言葉だ。
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この文学作品には、当時の人々の生活を反映した多くの通語が見られる。
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