睦ぶ
むつぶ
動詞-五段-バ行動詞-自動詞
標準
to be harmonious
文例 · 用例
けれどもその闘うにしろ睦ぶにしろ両者の間には冥通する何物かがあった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
その性分の上にあけ暮れ馴染む山は、はじめは養いの親であり、次には師であり、年頃になれば睦ぶ配偶でもあった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
それは百済貞連といふもので、目下の者とさへ睦ぶことの出来なかつた興世王だから、どうして目上の者と親しむことが成らう、忽ち衝突してしまつた。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
此の方を疎みて遠ざかれば、余分に彼方を親み睦ぶようになる。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
そも/\我と汝とは往時如何なる契りありけむ、かく相互に睦ぶこと是も他生の縁なるべし。
— 幸田露伴 『二日物語』 青空文庫
子供たちもようやく狎れ睦ぶの心を現わして、「ここんちの親玉は、こわい面をしているけれど、本当は怖くないよ」「悪いやい、親玉なんていうのはよせやい、こんな大きな、豪勢なお屋敷だろう、殿様だよ、きっとお旗本の殿様なんだぜ」と、たしなめる。
— 年魚市の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
理由は、大坂と浜松との、小牧以後、両者の冷たい和睦ぶりと、この春の紀州、四国にわたる大坂方の積極的なうごきを見れば、三歳の児童でも読みとれましょう。
— 第十一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
夫婦は互いに尊敬し合い、睦ぶように暮らしていた。
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子供たちは兄弟げんかもするが、根は睦ぶ関係だ。
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隣人とは昔から睦ぶ仲で、困ったときはお互い助け合っている。
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