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味の薄い

あじのうすい
形容詞
1
標準
lightly seasoned
文例 · 用例
冬の夕まぐれの茶の間の板縁で古新聞を引破ってのホヤ掃除をした経験をもたない現代青年が、明治文学に興味の薄いのは当然かもしれない。
寺田寅彦 追憶の冬夜 青空文庫
そして自ら生命としてゐた藝術も忘れて了ツて、何時とはなく味の薄い喰物にも馴れて行くのであツた==平民の娘は次第に彼の頭を腐蝕させた。
三島霜川 平民の娘 青空文庫
それで新吉は砂糖を入れ足すのを忘れている甘味の薄い茶を一杯飲み乾すとこう言った。
岡本かの子 巴里祭 青空文庫
自作初演の思い出 読者には興味の薄いことであろうが、松居君と山崎君に次いで、少しく自分のことを語らせてもらいたい。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
」 というようなことを、反り気味の薄い唇で、彼女はてきぱきと云ってのけた。
豊島与志雄 幻の彼方 青空文庫
ただ興味の薄い事には樹の上で口に啣えてしまわなくてはならん。
夏目漱石 吾輩は猫である 青空文庫
而して其園太暦とても史料としては餘りに一方に偏したものであつて予の意見を以てすれば、玉葉よりも明月記よりも興味の薄いものである。
原勝郎 足利時代を論ず 青空文庫
その原稿もけっして自由なものではなく、ごく興味の薄い題目に関するものだった。
JEAN-CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
作例 · 標準
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